季刊身体雑誌

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2011年10月15日土曜日

非eの世界‐12

工場地域で





、“非eの世界”について再び解説をしておきたいと思いますます。
eメールじゃないメール、つまり紙に書かれたメール(手紙)のある世界、というか、それを待っている人びとの営みを、郵便受け(ポスト)の映像を通して表現してみようという試みです。
いまや、ラブレターさえeメールのほうが主流、心待ちにする紙の書信といったら、一年に一回の年賀状か、時々の趣味の絵手紙といったものでしょうが、日常に流通する通信でみたらごく少数派でしょう。私自身の家のポストにも、入ってっているのは、DMか、携帯電話の自動引き落としの領収書とか、なにやら雑多な請求書類がほとんどで、心をときめかせてやり取りする紙の手紙などは皆無です。
そんなものだろうと思っていてなんとなく納得しているのですが、改めて街のあちこちを見てみると、味も素っ気もないDMだの事務的な通信書類だけを待っているとは思えない、郵便受け(ポスト)に出会うのです。
そんなポストのいろいろを並べてみると、やっぱり人はいつまでたっても、紙の手紙を待っているのではないのだろうかと……思えてくるのです。これから、数ヶ月そんな郵便受けのある風景を、掲載していきます。
「非eの世界」というのは、SFの古典の一つ、F・ヴオークト「非Aの世界」からの借用、現代の街角のポストの風景は、私にはSF的に見えるのです。
そんな世界を、ここで皆様に見てもらおうと考えています。

2011年9月24日土曜日

今ちょうど『宇宙は何でできているか』と言う本を読んでいるのだけど、このニュースは大変だ!


古屋大などの国際研究グループは23日、物質を構成する素粒子の一種であるニュートリノが、光の速度より速く飛んでいるとする観測結果を発表した。

 現代物理学の基礎であるアインシュタインの特殊相対性理論では、宇宙で最も速いのは光だとしている。今回の結果は同理論と矛盾しており、観測結果が事実なら物理学を根底から揺るがす可能性がある。

 この観測結果が得られたのは、スイス・ジュネーブ郊外にある欧州合同原子核研究機関(CERN)の「OPERA実験」。ニュートリノ(ミュー型)を加速器という装置で打ち出し、約730キロ・メートル離れたイタリアのグランサッソー地下研究所へ地中を通して飛ばした。

 光はこの距離を0・0024秒で飛ぶが、今回の観測によって、ニュートリノは光より1億分の6秒早く到達していることが分かった。これは、光の速度より0・0025%だけ速く飛んだことを示している。

 ニュートリノの飛行速度を巡っては、2007年に米国の研究チームが論文を発表している。しかし、この時は誤差と区別がつかなかったため、「光速と差がない」と結論づけられた。今回は原子時計を備えた全地球測位システム(GPS)と光学測量を組み合わせ、3年間かけて約1万5000個分の飛行速度を精緻に測定した。その結果、誤差を考慮しても、光速を超えていることが判明した。

 この観測結果は現代物理学では説明できない。観測に参加した名古屋大の中村光廣准教授は「物理学全体への影響が大きいため、解釈は加えないと研究グループ内で合意している」と述べ、他グループの実験による検証を求めるために発表に踏み切ったとしている。

 ◆ニュートリノ=電気的に中性で、物質を透過する。「電子型」「ミュー型」「タウ型」の3種類があり、飛行中にそれぞれ別の種類に変化するニュートリノ振動という現象を起こす。以前は質量がゼロと考えられていたが、故・戸塚洋二東京大特別栄誉教授らによる観測で、質量があることが明らかになった。

(2011年9月23日21時28分 読売新聞)

2011年8月31日水曜日

非eの世界‐11

「非eの世界」を再開します
震災以降、まだまだいろいろ未解決のままですが、私の周りでも季節はちゃんと巡っているようで、秋風が感じられるようになっています。

久しぶりなので、“非eの世界”について再び解説をしておきたいと思いますます。
eメールじゃないメール、つまり紙に書かれたメール(手紙)のある世界、というか、それを待っている人びとの営みを、郵便受け(ポスト)の映像を通して表現してみようという試みです。
いまや、ラブレターさえeメールのほうが主流、心待ちにする紙の書信といったら、一年に一回の年賀状か、時々の趣味の絵手紙といったものでしょうが、日常に流通する通信でみたらごく少数派でしょう。私自身の家のポストにも、入ってっているのは、DMか、携帯電話の自動引き落としの領収書とか、なにやら雑多な請求書類がほとんどで、心をときめかせてやり取りする紙の手紙などは皆無です。
そんなものだろうと思っていてなんとなく納得しているのですが、改めて街のあちこちを見てみると、味も素っ気もないDMだの事務的な通信書類だけを待っているとは思えない、郵便受け(ポスト)に出会うのです。
そんなポストのいろいろを並べてみると、やっぱり人はいつまでたっても、紙の手紙を待っているのではないのだろうかと……思えてくるのです。これから、数ヶ月そんな郵便受けのある風景を、掲載していきます。
「非eの世界」というのは、SFの古典の一つ、F・ヴオークト「非Aの世界」からの借用、現代の街角のポストの風景は、私にはSF的に見えるのです。
そんな世界を、ここで皆様に見てもらおうと考えています。

2011年4月2日土曜日

震災で中断…!

「非eの世界」は、震災で中断している。地震のさなかも、車椅子を動かしてどこかにに行くわけにもいかず、ただ呆然としていただけだった。幸い無事であったのだが、あとの日々はもうなんと言っていいのか。4月になってTVのニュースなどでも、ようやく復興に向けた動きなども取り上げられているのだが、マスコミを信じない私が気にしているのはやっぱり原発のことだ。正直にに言うのだが、震災発生から何日めかのニュースで、「外国の公館の職員は福島第一原発から80㌔圏外に脱出」ということが出ていた。そこで私がしたことは、地図を持ち出して、「第一原発」から自分の住む町までの距離を測ることだったのだ。約350㌔であった。そうしてホッとしたのだが、ホッとすることが、被災地の皆さんに対して何か後ろめたい気もしていたのだ。そこで、自分にもできることはないかと手がかりを求めて、ツイッターを始めたのだが、そこで出会ったのがノルウェーのあるサイト、原文はノルウェー語と英語のようでどちらもよくわからないのだが、ヨーロッパでは3月23日の段階ですでに、こんな映像(動画)が流されていたのだ。 東電や原子力保安院はまだ、海への流出はもちろん周辺地域の避難も「念のため」という程度だった時期だ。  動画を見ると、350㌔離れているから安心などと言っていられなくなる気がする。実際に、放射性物質の飛散がどのレベルなのか、危険度はどうなのか、この画像が何を示しているのか。   少なくとも、これだけは言える、政府は隠さずに情報を開示しろ、マスコミはもっと、しっかり取材しろ!……と
http://youtu.be/NHI9_BaXLvQ

2011年2月16日水曜日

非eの世界‐9


主張するポスト












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